リコー CEC TOKYOでJapan Colorのデジタル印刷認証取得

 リコージャパンは、商用印刷に関する受注から編集、印刷、後加工、梱包、配送までのワークフローを体感してらもう”魅せる印刷工場”「RICOH Customer Experience Center TOKYO」で、日本印刷産業機械工業会が実施する「Japan Color認証制度」の「デジタル印刷認証」を取得した。
 「デジタル印刷認証」は、Japan Color2011を基本として、オフセット枚葉印刷に対するデジタル印刷の再現近似性(色再現)を実現できる運用能力について認証するもので、デジタル印刷機のメンテナンスと数値管理等によって、高品質の印刷物を安定的に作成できる運用能力について認証する。印刷会社を対象に工場単位で認証を行うもので、本審査では工場内のデジタル印刷機1台の出力結果について、Japan Color の色再現性や安定性を測色器により定量的に評価する。今回の審査では、「RICOH Customer Experience Center TOKYO」で稼動する「RICOH Pro C9110」の運用に対し、審査が行われた。
 同社としては、省力化/自動化をさらに推進する上で、カラーマネジメント(CMS)が課題の一つとなっていたが、今回、Japan Color2011 の基準に統一し、運用を標準化することで、より高品質で安定した販促物の提供が可能となった。

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