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Inspire Image(タイ)
東南アジア初の「Onset R40i」を導入

2015.8.31

 東南アジアでは、高速道路脇の屋外広告だけでなく、市内の至るところに大型の屋外広告が健在する。ショッピングモールでののぼり広告やPOPなど、小ロット・短納期用途で週ごとに広告を刷新する需要も多い。それを受け、東南アジア全体でのワイドフォーマットUVインクジェットプリンターへのニーズは高まってきている。

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Inspire Image社のピケット・ラクディー社長。後ろの大判の画像には社名が印字してある。

 そうした中、昨年末、タイの大手サイン会社であるInspire Image社(代表取締役社長 ピケット・ラクディー氏)に、英Inca社製で富士フイルムが販売するUVインクジェットシステム「Onset R40i」(日本国内未発売)が導入された。「Onset」シリーズが東南アジアに導入された初のケースとなる。
Inspire Image社はタイのサイン印刷大手5社のうちの1社で、看板や販促媒体を中心に手掛ける。主要な顧客先は、有名化粧品ブランドや現地飲食チェーンなど幅広い。今後はパッケージ印刷への参入も予定している。
 タイではサイン印刷市場の成長が続く一方、中小印刷会社の淘汰も進んでおり、大手5社間の競争が激化している。Inspire Image社では、他社機との慎重な比較検討の末、「Onset R40i」を選択。

Inspire Image社へ導入されたUVインクジェットシステム「Onset R40i」

Inspire Image社へ導入されたUVインクジェットシステム「Onset R40i」

 Inspire Image社にとって「Onset R40i」導入の決め手となったのは、圧倒的な生産性と高い印刷品質、そしてサービス費用、単位面積あたりのインク使用量などを勘案した総合的な投資対効果である。加えて、FUJIFILM(Thailand)Ltd.からの手厚いサポート体制へも大きく期待されている。
 「Onset」シリーズは、Inca Digital社製の最高725㎡/時の高生産性、高品質を特徴とするハイエンドUVフラットベット機で、欧米を中心に販売している製品。大型の屋外広告や店内POPをメインのアプリケーションとし、2007年に販売以降、これまでに生産性を重視したSシリーズ、品質を重視したQシリーズ、そして両シリーズの特徴を兼ね備えたRシリーズなど幅広いラインアップを揃えている。

【月刊プリテックステージ2015年6月号 FFGSレポートから】