凸版印刷 天候に合わせて表示を更新するデジタルサイネージ開発

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佐渡汽船乗船ターミナルでの採用イメージ(左)と、ハイブリッドデジタルサイネージ仕組みイメージ(右)

凸版印刷は、リモコンの操作一つで通常コンテンツと臨時コンテンツを、出し分けできるハイブリッドデジタルサイネージを開発した。店頭での販売促進や、交通機関、公共施設における情報配信向けのデジタルサイネージとして、販売を開始する。
同製品は、二つの情報表示機能を搭載することで、情報の出し分けが手軽にできるハイブリッドデジタルサイネージ。具体的には、予めスケ
ジューリングされた通常コンテンツの自動表示機能と、専用アプリを用いてスマートフォン上で作成された臨時コンテンツをリモコン切替で表示する2つの機能を搭載している。この機能の実装により、普段は通常コンテンツを自動表示し、急な天候の変化など現場判断による情報の変更が必要な際には手動で簡単に表示更新が可能となった。
例えば、大型商業施設などでは、通常時は広告やフロアガイド、イベント情報を表示。タイムセールや雨の日サービスなどの際には、現場判断による迅速な情報の更新が可能なため、最適なタイミングで最適なコンテンツを表示できる。

同システムは第一弾として、トッパン・フォームズの協力のもと、佐渡汽船の乗船ターミナルで、多言語表示にも対応した乗船案内やイベント情報を表示するインフォメーションサイネージとして3月25日から採用されている。

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