印刷業界ニュース ニュープリネット

「シタラフェア2017」開催へ 5月12日・13日、ビエント高崎で

2017.4.22

設楽_リーフレット設楽印刷機材は、5月12日と13日、群馬県高崎市問屋街センターのビエント高崎・ビッグキューブで「シタラフェア2017」を開催する。今回のテーマは『YES―そう、夢見ることができれば、それは実現できる』。印刷業界をはじめ、幅広いフィールドでビジネスを行うための方法、最新情報、アイデア、マルチメディア、情報処理技術などのデジタル技術から、特殊印刷・加工、PODなどのニュービジネス、人材にまつわる事例まで総合的に捉えることができる内容となっている。

会場には、デジタル印刷、オフセット印刷、ポストプレス、紙工機械・加工機器、フレキソ、シール・ラベルおよび環境対応機器のメーカー・ベンダー114社が出展して、最新の印刷ビジネスに役立つソリューションを提案するほか、印刷会社23社も出展して印刷ビジネスのコラボレーションを呼びかける。

 

なお会期中は、2日間にわたり3つのセミナーが開催されるほか、LED-UVやオンデマンド出版、海外人材活用など7つのテーマから成るオープンセミナーも行われる。

◎セミナー

5月12日 14時~「集客力 販売促進の考え方 進め方『販促手法の基本』」

5月13日 13時30分~「ついに来た日本のデジタル印刷の夜明け」

5月13日 15時30分~第1部「中小企業のための助成金・補助金活用方法」、第2部「採択事例から学ぶ補助金申請のポイント」

 

【インタビュー設楽誠一社長】

テーマは『Yes』。夢見ることができれば、実現できる

 

設楽社長

 

人と 「communiccation」が鍵になる

 

シタラフェア2017のテーマは「YES」です。“そう、夢を見ることが出来れば、それは実現できる”というメッセージを込めました。昨今の日本の状況に思いを馳せてみると、技術革新やインフラの中で、それらを活用し、その上に君臨できるのは「人」であり、「communication」ではないでしょうか。業務を司るのは人です。人と人の関係、人と業務の関係を「YES:多くに和する」という観点に立ち、その価値や夢・希望を多くのお客様と共有していきたいという想いをテーマに込めました。
シタラフェアが一貫して追求しているのは印刷業界が幅広いフィールドで活躍するための経営、技術、マーケット、アイデアなど様々な情報を提供することです。今のビジネスをどう広げていくのかを考えたとき、デジタル技術の進展が印刷の可能性を広めています。

今まで紙メディアで商売してきた印刷会社も新しい可能性が広がっています。例えば食品業界は商品アイテムが増え、コンビニ向けの商材やネット通販でも食品や野菜まで宅配され、様々な素材への印刷や加工が求められています。これらは私たちが培ってきた「グラフィック技術」を応用して「こういうビジネスが出来るのではないでしょうか」という提案をクライアントが聴いてくれる時代になったのではないでしょうか。
今回のシタラフェアはプリント、プリプレス、ポストプレス、印刷関連機器・資材、加工機器、ラベル、環境、コラボレーションに区分しました。出展機材メーカー・ベンダーは114社、コラボレーション23社で、計137社が出展し、過去最高の数となります。特にシール、ラベル、フレキソ、パッケージなど今までハードルが高いと言われていた分野の出展機器を充実させています。

 

印刷業界が活躍するフィールドと裾野を広げていかなくては業界の発展はありません。今までの技術や手法を活かしながら新しい分野にも取り組んでいく、その技術のベースを私たちは持っています。身近なところから新しい分野への取り組みを、シタラフェアでは一貫して提案してきました。
これまで印刷物は縦割りで製造されてきました。単一商品には適していますが、これを横展開すればどうなるのでしょうか。今までの技術を活かして、横展開することで違う市場に身を置くことが出来ます。すでに持っている技術を活かしながら環境を変え、マーケットを広げるきっかけをシタラフェアが作ります。

 

変わる市場、付加価値のための加工機にも注目

 

CleverPressC2070

CleverPressC2070

設楽印刷機材がデジタル印刷機「クレバープレス」の販売を開始したのが1999年で、今年で18年目となり、販売台数は3,000台を超えました。

デジタル印刷は、PODがインフラを作り、電子写真方式からインクジェットにおいても水性インクジェット、UVインクジェット方式など新しい技術が続々と開発されています。枚葉印刷機にインクジェットヘッドが搭載され、サイズもA3からB2、B1サイズまで広がっています。

対象となる市場も商業カラー印刷からパッケージ、シール・ラベル、布などの捺染、食品軟包装に至るまで幅広いマーケットへの取り組みが進んでいます。

クレバープレスはその先鞭となり、最近はシールやラベル、パッケージの小ロット市場での活用が目立ってきました。小ロット市場においてはデジタル印刷の活用が広がっています。その背景にはネット通販の広がりなど消費構造と産業構造の変化に伴って商品構成が多様化していることが考えられます。またインバウンドや海外向け、地域限定など商品のバリエーションが広がっています。こうした市場構造の変化がクレバープレスをはじめデジタル印刷が今後さらに活用されるのではないでしょうか。

デジタル印刷のベースとインフラが整い、次は何が求められているのでしょうか。

多数のジョブを目的や市場に応じて仕分け、個別の顧客や市場に対応したバリアブル印刷、さらにビッグデータと連携したマーケットオートメーションとの連携など広義のワークフローが各社から提案されています。IoT(モノのインターネット)技術も加わり、モノづくりがさらに革新されるでしょう。

Digital Label Finisher MH-320

Digital Label Finisher MH-320

 

その中で私共が重視しているのがポストプレスの加工機器です。これまで培ってきたグラフィック技術を生かして付加価値や差別化が出来る分野がポストプレスであると考えています。商品をデザインするデザイナーは最終製品を仕上げる工程を重視します。

私共はデジタル印刷の先進国である諸外国から加工機器を輸入販売して、日本の市場にマッチするよう工夫を重ねています。既に世界13ヵ国から機器を輸入販売しており、英国、イタリア、フランス、ドイツなどの欧州、中国、台湾のアジア各国の製品と日本の技術を組み合わせて日本の事情にマッチするような工夫を重ねています。

DC cutter

DC cutter

4年前から海外事業部を新設しました。フィールドテスト、アフターサービスのために埼玉県鶴ヶ島市に紙工事業部の工場を開設し、アフターサービスやデモ、各種テストを行う体制を整えております。

現在、ポストプレス機器はレーザー加工やカッティングマシン、シリンダー箔押機、特殊ホルダーグルアー、ラベルフィニッシャー、DCカッターなどの製品を揃え、デジタル印刷から最終加工までポストプレス加工までトータルでサポートしております。

特殊フォルダーグルアー Metro78/105

特殊フォルダーグルアー Metro78/105

例えばDC cutterは、給紙部・カッティングプロッター・排紙トレイの3つの装置で構成しており、複雑な作業工程を必要とせずにシール・ラベル印刷のタック紙や厚紙印刷物、シルクスクリーン印刷物などの型抜きが行えます。また、Petratteo社製特殊ホルダーグルアーは、商業広告からパッケージングまでの基本的な印刷物加工作業が可能となります。

 

最新デジタル印刷の提案から海外人材の紹介まで

 

人と人のcommunication、人と技術が融合する場がシタラフェアです。

シタラフェアは地元の群馬県をはじめ東京、埼玉、栃木、茨城、千葉、神奈川の首都圏、新潟、長野、関西方面までカバーする身近な総合機材展として、お客様や出展社から高い評価を頂き、幅広い機器とソリューション、コラボレーション、セミナー、シタラオリジナルコーナー、オープンセミナーも開催します。
セミナーは3テーマ、オープンセミナーは7テーマを2日間にわたり行います。また特別デモンストレーションも1日3回行われます。

メインセミーでは、12日には、㈱イズアソシエイツの岩本敏行社長から印刷物を売上に貢献することを請け負う意識改善改革について語って頂きます。13日は、日本印刷技術協会の郡司秀明専務理事がデジタル印刷が印刷ビジネスとしてクライアントに認知されてきた技術的、営業的ポイントを解説します。そして3つ目は、中小企業のための助成金・補助金活用法と補助金申請のポイントについて、コンサルタントの方から解説していただきます。

また「PODによるコンテンツ戦略~オンデマンドによる出版で地域活性化」「海外人材活用の今後~ITエンジニアと技能実習生の活用方法」「設備延命による経営改善」、「FUJIFILM SUPERIA明日の利益を生み出す~UV印刷や無処理化による究極の環境印刷」など、各メーカーによるオープンセミナーや、デジタルプロダクション支援ツール、小ロット上製本作成のデモンストレーションも見どころのひとつです。

 

シタラオリジナルコーナーでは、「国際人材紹介情報コーナー」「R-Releaseマシン」「オリジナル商品展示」を設けます。特に注目して頂きたいのが、印刷業界の人材確保の一環として弊社が取り組んでいる国際人材紹介コーナーです。取引先の会社に海外人材を受け入れるための情報を提供します。ベトナムやフィリピンの工科大学を卒業したITエンジニアや技能実習生を対象に新興国の若者を人手不足の解消や海外展開の足掛かりとして検討されてはいかがでしょうかという提案です。

シタラオリナル商材、コラボレーションコーナーでは商業印刷、生活印刷、立体商品、コールドフォイル、アルミ蒸着の印刷サンプル、オンデマンド出版サービスなど様々な商品を持った印刷会社様がコラボレーションコーナーに出展しております。

 

設楽印刷機材は3年前に創業60周年を迎えました。今一度初心に立ち返り、時代に即し、お客様、メーカーから必要とされる商社としての機能を追及し、お客様のビジネスチャンスを作っていきます。シタラフェアはグラフィックビジネスを広いフィールドで展開し、躍進されるために総力を挙げて取り組みます。シタラフェアはその最前線の情報とシステム、機器をお見せします。どうぞご期待ください。

 

<シタラフェア2017>

日時:5月12日(金)~13日(土) 10時~18時

会場:ビエント高崎ビッグキューブ(群馬県高崎市問屋町2-7)

問合先 :設楽印刷機材㈱ 電話027-261-7000 http://www.shitara.co.jp