デジタルイメージングコーポレーション/設楽印刷機材 日本初のデジタル印刷機器専門商社

デジタルイメージングコーポレーション/設楽印刷機材 日本初のデジタル印刷機器専門商社
設楽誠一社長
設楽誠一社長

設楽印刷機材は、平成21年11月にクレバープレスコーポレーション株式会社を設立。平成23年4月に日本で初めてデジタル印刷機材を販売する専門商社の「株式会社デジタルイメージングコーポレーション」へと進化した。デジタルイメージングコーポレーション・設楽誠一社長に同社の展開を語っていただいた。

設楽印刷機材がコニカビジネスマシン株式会社(コニカミノルタジャパン株式会社)との技術提携によりオンデマンド印刷機「CleverPress(クレバープレス)」を開発発表したのが平成11年4月でした。18年間でクレバープレスの累計販売台数は約3,000台を超えました。
クレバープレスコーポレーションは平成23年4月に、デジタル印刷に関わるビジネス、アプリケーション、ソフトの開発など多様化するデジタル印刷のビジネスを拡大するために「株式会社デジタルイメージングコーポレーション」と社名変更を行いました。東京営業所、大阪営業所、パッケージや紙器加工の製品展示とメンテナンス部門として平成26年には埼玉県鶴ヶ島市に「デジタルイメージングコーポレーション鶴ヶ島工場」を開設し、機材販売とサービスの両面からサポートしてきました。
デジタル印刷機を効率的に運用するためのご提案、コストの見える化、把握、損益分岐点と将来の展望等のコンサルティングをデジタルイメージングコーポレーションがサポートします。

さらにお客様の月間の平均印刷ボリュームに合せた利益の最大化、オフセットとPODのハイブリッド運用に関するコンサルティングを行い、成功事例をつくってきました。ハイブリッド運用ではオフセット印刷機とPODのカラーマネージメントシステムで色環境を整え、短納期や増刷をPODの活用でお客様へのサービスの幅を広げて、印刷物受注の間口を広げます。ハイブリットの運用から従来の仕事にPODを組み合わせて、結果的にお客様へのサービスを広げ、粗利率の高い小ロット単納期への移行を戦略的に行うことが出来ます。またWeb受注、クリアファイル、箔の名入れサービスでも実績をあげています。
お客様のニーズが高くなっているのがシール・ラベル、パッケージのデジタル印刷です。シール・ラベル印刷市場はインクジェット方式とトナー方式のデジタル・ラベルプリンターの製品が相次いで登場しました。デジタルイメージングコーポレーションは欧米のデジタルプリンターや加工機器を販売しています。

Petratto社フォルダーグルーア
Petratto社フォルダーグルーア

従来のロール方式で対応出来ない小ロットのシール・ラベル印刷市場に対してデジタルイメージングコーポレーションの鶴ヶ島工場では加工機器のサポートを行う体制を整えています。イタリアのPetratto社製特殊フォルダーグルアーシステムMETRO、EASTTEC社の全自動シリンダー箔押機、MASTERWORK社の自動打ち抜き機、WinPACKMachinery社の窓貼り機の製品を販売・販売サポートしています。シール・ラベル、パッケージ印刷のソリューションンを提供し、印刷会社のビジネス領域の拡大を支援することがデジタルイメージングコーポレーションの役割です。
デジタルイメージングコーポレーションは商社の視点を追求し、日本のデジタル印刷機器ベンダーと海外のデジタル印刷機器ベンダーの優れた商品を提供します。デジタルイメージングコーポレーションは“フリー”のベンダーです。あらゆるメーカーの優れた製品をお客様のために提供することでお客様のビジネスに貢献します。設楽印刷機材が機器やマテリアルの販売会社として、デジタルイメージングコーポレーションはこれからの印刷ビジネスに何が求められているかを自由な発想でIoTやプリント4.0の製品をお客様に紹介して参ります。

シール・ラベル業界のスマートソリューション
Digital Label Finisher2000/330Plus

DigitalLabelFinisher2000 300Plus
DigitalLabelFinisher2000 300Plus

シール・ラベル業界の小ロット市場に対応する「Digital Label Finisher2000/330Plus」のSCORPIOシリーズは、アンワインド、ラミネート(SCR22PL、SCR35PL)、デジタルダイカット、カス上げ、スリット、リワインドをワンパスで加工するオールインワンシステム。
カッティングプロッターを使うことで高精度のラベル後加工を実現。刃型のコストが不要となり、様々なメディアや形のラベルをカットする。同機には光学システム搭載のカメラと連携してブラックマークで位置を合わせ、カッターの管理を行い、カッティング速度の最適化や誤動作を防止。ラベルデザインの柔軟性や多様性に対応するオンデマンドの小ロットラベル印刷需要にマッチするデジタル加工機である。

Digital Label Finisher2000/330Plus
SCORPIOシリーズのソリューション
グロスタイプのラミネートフィルムを提供し、紫外線、水、高温から印字されたラベルを保護する。台紙なしで20ミクロンのアクリル系水性粘着剤を使用。厚さ28ミクロンのPPフィルムが高級感を演出する。寸法:210㎜×762㎜。

SCORPIOシリーズ導入のメリット
小ロットラベルの保管在庫とコストを低減し、フチなしラベルの生産が楽になる。ラミネートは、ラベルの耐久性を高め、プレカット加工がされた紙を使うことがなくなる。フチなしラベルを印刷する際には精密な余白調整が不要となり、フチなしラベルを印刷する際にラベルの最小間隔を設定する必要がなくなる。

SCR22モデル、SCR22PLモデル、SCR35PLモデル
8.5インチ幅のデジタルカラーラベルプリンターに理想的な加工機で、ラミネートなしのデジタルラベルフィニッシャー。耐水、耐フェード性の高い顔料インクやレーザーのプリンターで出力されたラベル、大判のデジタルカラーラベル印刷に最適の加工機となっている。

株式会社デジタルイメージングコーポレーション
東京都中野区弥生町3-24-1-102
TEL03-6276-4842
http://www.digitalimaging.co.jp

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