=デジタル印刷・加工ソリューション=【ソリューション】ムサシレーザー加工機専門ショールーム「Flexible Arrow 平和島」を開設

=デジタル印刷・加工ソリューション=<br>【ソリューション】ムサシ<br>レーザー加工機専門ショールーム<br>「Flexible Arrow 平和島」を開設
スライディングテーブルを装着した「Flexible Arrow 平和島」のFLEXI800
スライディングテーブルを装着した「Flexible Arrow 平和島」のFLEXI800

株式会社ムサシは高性能レーザー加工機「FLEXI800」(イタリアSei LASER社製/国内総代理店コムネット)の販売開始に当たり、9月1日、東京都大田区に専用のショールーム「Flexible Arrow 平和島」を開設する。
印刷後の商品に「箔押し」や「部分ニス」「型抜き」などの加工を施す需要が増加している。中でも「型抜き」加工はデザイン面での差別化効果が大きいと注目されている。一方、従来の型抜き加工は木型を作成するため時間とコストがかかり、小ロットの需要に不向きなほか、繊細な加工が難しかった。小ロット商品に対応する加工機として、カッターで加工する機器「カッティングプロッタ」は加工スピードに限界があり、生産性が低いうえ、こちらも繊細な加工が難しい。

完成品にも加工が可能(サンプルは皮革素材)
完成品にも加工が可能(サンプルは皮革素材)

レーザー加工機は多品種・小ロット化に伴う後加工の課題を解決するもので、型を使わずにレーザー光で様々な素材を加工することができる。レーザー加工機は①木型を作成しないため小ロット商品にも対応可能で、②加工スピードが速く生産性が高い、③繊細でデザイン性の高い加工を得意とする、という特徴を持つ。生産性は「カッティングプロッタ」に比べ5~10倍となる。
FLEXI800はレーザーの径が細く、素材にかかる負担が少ない。このため、レーザー加工機の課題であるコゲが目立たない。レーザー光を最適に制御する「I-SCAN ガルバノヘッド」を搭載しており、レーザー照射位置に応じて径の形状を補正。これにより精密なカットと800×800㎜の大判対応を可能にした。
加工形態は「カット」「ハーフカット」「表面彫刻」。手帳やアルバムなど完成品の表紙にバリアブルの彫刻を施すなど、様々な利用が考えられる。
「Flexible Arrow 平和島」に設置されている「FLEXI800」はオプションの「スライディングテーブル」を装着。セットアップ時間の短縮や、長尺(800×2,000㎜まで)の加工が可能となる。スライディングテーブルモデルは、日本国内で同ショールームでのみ展示となる。
「Flexible Arrow 平和島」では機械のデモンストレーションを実施するほか、加工素材を検証していく。完全予約制。

〔問合先〕
株式会社ムサシ
TEL:03-3546-7717
http://www.musashinet.co.jp/

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