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Ferture特集記事

篠原紙工
加工技術をベースに新しいものづくり提案
加工業の視点からカタチにする

shinoharamain

2016.8.8

技術の提供から加工の相談まで

 

36 篠原慶丞社長

篠原慶丞社長

有限会社篠原紙工は、カードなどの端を引っ張ると紙が立ち上がる仕掛けの『プラップ折り』や、不揃いに畳んだ風の『いいかげん折り』など紙加工の可能性を追求した独自技術の開発でも知られている。こうしたユニークな加工を特長としながらも、主な業務としているのは断裁機や折り機、中綴じ機などの設備を活かした「断裁」「折り」「中綴じ」などである。

自社の強みについて篠原慶丞社長は、“後加工”という言葉で括れるものではなく、①技術力、②対応力、③コーディネート力、の3つに分類できると語っている。

この3つのサービスは、過去10年間の間に、徐々に確立されてきたものであるという。従来から提供してきた「①技術力」については、約10年前に改めて意識し始めたもの。それまでも技術力はあると思っていたが、それは単に他社より技術力があると思っていた程度で、自社の強みとして確立はしていなかった。それを見直し、明確にして「こんなことも出来ます」とアピールするようにしたことで、改めて技術力が際立つようになっていった。

次に着手した「②対応力」については、5~6年ほど前から鍛え始め、徐々に確立してきたのもので、顧客先から受ける相談内容に対して、最適な加工を提案していくというものだ。自社で対応可能な加工内容に限らず、紙加工にまつわる協力会社の幅広いネットワークを味方に、多種多様な加工に対応する。

そして現在、注力しているのが「③コーディネート力」である。今後、製本・後加工会社として、どのように進化させていくべきかを考えた先に見えてきた姿であり、顧客の「つくりたい」を具体的にカタチにする企画・提案から関わっていくものである。

(続きは『Post Press Book』で)