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【特化型】メイセイプリント「圧着DM.net」
セキュリティ対応で市場拡大へ
両面可変印字でよりパーソナルなDMを制作

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2020.5.23

バリアブルDMの見本

バリアブルDMの見本

訴求力の高い圧着DMを作る

 

株式会社メイセイプリントは、圧着DMの印刷から投函まで一貫生産する「圧着DM.net」を展開している。

「圧着DM.net」では、ニス圧着製品、フチ糊圧着の2つのパターンでDMメニューを展開。ニス圧着製品には、ハガキ、封書、定形外の3つのメニューがあり、それぞれV折、Z折、巻折、A5・B5仕上がり、あるいはA5×4Pなど、サイズにあわせたメニューをラインアップしている。一方、フチ糊圧着は、封書と定形外の2つのメニューで展開している。

特にメイセイプリントのDM制作は、ダイレクト印字で時間短縮とコスト削減を提案している宛名印字サービス、表面だけでなく中面も含めた可変印字サービス、高品質とセキュリティに優れた生産体制などが特徴となっている。

こうした圧着DM制作だけでなく、顧客からのアイデアを元にした様々な付加価値をつけるなど一風変わった圧着DMも多様に製作している。

 

両面可変印字が強み

 

同社では、宛名面と中面への両面に印字ができる「UVインクジェット 両面可変印字機」を活用し、よりパーソナル性を高めるDM作製も行っている。

両面印字は、最近では当たり前のサービスになりつつあるという。500枚、700枚などの小ロットに対応が可能なため、受注が増加しているメニューの一つとなっている。小ロットに対応できることから、企業では会員に向けたポイントサービスのお知らせや、学校のテストの結果など、バリアブル印刷を反映させた内容での制作で活用されている。小ロットの両面可変印字を価格を抑えて製作できることから、細かなカスタマーサービスに適したDMづくりが可能になる。

バリアブル印刷をした内容は特に活用が注目されている分野。店舗やメーカーは顧客の購入履歴を入れたり、塾や学校ではテストの点数や順位、動物病院の予防接種の期限のお知らせ、健康診断のデータに個別のメッセージをつけて送るなど、様々な利用がされている。いずれもテキストデータさえできれば製作できるため、データ作成の敷居も低く、今ある顧客データに新しい項目を追加して両面印字の注文をする顧客も多い。制作環境においても情報セキュリティに取り組んでいるので、個人情報に関わる需要にも応えている。

一般的な宛名印字は、DMの宛名面に郵便番号、住所、氏名を印刷するものだが、機密性が求められる中面可変印刷に対応することで、よりパーソナルな情報を組み込んだDMを作成したいしたいという顧客ニーズにも答えることができるようになった。もちろん、ニス圧着、フチ糊圧着のどちらのタイプにも両面印字は可能だ。

従来のシステムでも、両面への印字は、物理的には可能だが、その場合の問題点は、表と裏それぞれに印字した内容が、正しく紐付けられているかを目視でチェックするしかないということだった。しかし、人の目で確認する場合、人的ミスのリスクという課題を解消することは難しい。

表面と中面にパーソナルな情報を印字する同社の両面印字機には、上下合わせて3台の検査カメラが搭載されている。そのため、用紙の両面に印字した内容が、正しく紐付けられているかを人の目では無く、機械的にチェックすることができるようになっている。

同システムは、様々な仕様に対応でき、サイズも最大でA4-6Pの圧着DMに両面印字が可能。形などで差別化したDMだけでなく、顧客独自の情報を組み込んだDMを送るのも、訴求効果アップに繋がるとしている。

なお、フチ糊圧着DMも汎用性のあるDMとして活用が進んでいる。フチだけを張り付けている仕様のため、全面にニスを塗布するニス圧着の商品とは違い、えんぴつなどでの記入もできる。そのためFAX用の注文用紙やアンケート用紙などをデザインに組み込んで紙面を有効に活用できる。

 

高い効果の「返信ハガキ付きDM」

 

同社では、多彩な「型抜き圧着DM」やスリッターでハーフカットを入れ、分割して開けることができるDMなども制作。

なお最近は、注文および問い合わせが増えてきているものとして、「返信ハガキ付きDM」がある。クライアント企業にとって、DMを送る以上、レスポンスが悪ければ効果があったDMとはいえない。そこでレスポンス率を上げるために、DMの内容だけでなく、受け取ったユーザーが返信しやすい仕組みになっていることも重要だとしている。“返信のしやすさ”を考慮にいれたDMとして作られている。その中でも、利用用途としては、「注文ハガキ」として作成する場合が多く、必要事項を記入して、後はポストに入れるだけなので、ポピュラーなメニューになっている。

メイセイプリントでは、「こんな圧着DMを作りたい」というニーズに応えるDM制作を行っており、データ作成に関するアドバイスから、専用のテンプレート作成も受け付けている。なお、同サイト内にある「スタッフブログ」からも、DM制作に関する様々な情報を発信している。

ネットからメーカー企業や一般企業が発注する直受も増加するなど新規顧客も増加。すでに累計6億枚以上を生産している。一方、メニューとしては宛名印字も増加しているサービスの一つだという。今年9月には、UVインクジェットシステムを追加導入し、生産体制を強化した。今後もセキュリティ対応など理解してもらうことで、安心して発注してもらうことを目指している。

 

株式会社メイセイプリント

「圧着DM.net」http://acchaku-dm.net/