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【技術】永井機械製作所
クランプセンサー全機種に搭載可能
小型-中型機が高精度-高品質デジタル印刷市場で活躍

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2020.5.21

NCW-D9

NCW-D9

株式会社永井機械製作所は、手指や異物などを挟む断裁機の事故を防止する『クランプセンサー』を既設機のD9、D7、E1機シリーズに搭載可能となった。中・小型機断裁機の「N-80HHE1」、「NC-64 HHE1」、再生新台にクランプセンサーのニーズが高いことから後付搭載を可能とした。クランプセンサーは紙以外の異物や指を検知し、紙よりも高い位置でセンサーがモノを検知すると、クランプが自動的に上がるため、事故を未然に防ぐことができる。

永井断裁機は鋳物から一貫生産という特長を活かし、「100%国産、Made in Japan」による高品位・高精工・高性能・高品質の永井断裁機を製造している。大型機は断裁幅が1,370㎜、1,160㎜、1,020㎜のNCW-D9、大型機のアイコンの直感的操作が可能な8インチタッチパネルディスプレイを搭載したNCW-E1、中型機が8インチタッチパネルのシングルアーム断裁機の断裁幅800㎜、640㎜の2つのサイズをラインナップするNC-80HHE1、小型機が8インチタッチパネルを搭載するスマートデザインのNC-64HFE1をラインナップする。

 

高品質の断裁精度を求めるデジタル印刷市場で

小型機のNC-64HFE1が活躍

 

小型機のNC-64HFE1が高精度の断裁品質を求めるデジタル印刷機導入会社で活躍している。B2サイズのデジタル印刷機は菊半裁オフセット印刷機の代替機として印刷量はオフセット機と同等になっており、断裁では1,000枚以上を一度に正確に断てる断裁機が求められる。

小型機のNC-64は断裁高さが11㎝、中型機のNC80が13㎝で、一度で正確に断てると高い評価を得ている。小型・中型断裁機は、印刷局でも採用されている高精度大型断裁機と同等の性能を持つ。油圧クランプの断裁圧はNC64が最大2,000㎏、NC80が最大3,000㎏、断裁速度はNC64は40r/m、NC80は42r/m。NSK国産高精度ボールねじで高精度位置決めされる。大型同等の高速度高精度断裁は同社の国産鋳物フレーム上で実現されている。

さらにE1コンピューターは、断裁オペレーションが女性や高齢者にもシンプルでわかりやすい大きなアイコンで、直感的な操作をタッチスクリーン上に実現。型式検定の両手式安全装置が標準装備され、オプションで安全補助装置のクランプセンサーを搭載可能とする。指などの異物を検知するとクランプが下りないことからクランプ事故のリスクを大幅に低減する。制御装置は最新のPLCを採用し、常にその時の最新のPLCが移植できるよう設計。電気回路パーツは安全装置以外の専用基盤を削減し、一般に普及している標準的パーツを多用し、メンテナンスにおけるパーツコストを低減し、長期間に亘ってのコストパフォーマンスに優れている。